大島てるのサイトへ掲載されている物件は削除可能?削除方法や注意点について

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大島てるとは、事故物件の情報を掲載しているWebサイトです。一般の人だけでなく、不動産業者も利用するほど大きなサイトです。

不動産のオーナーや管理者をしている方は、大島てるの影響力を懸念している方も多いのではないでしょうか。

自分の保有物件や住んでいる物件が大島てるに掲載されてしまった場合、物件情報や事故内容の削除依頼を出すことが可能です。

しかし、情報の内容が正しい場合、確実に削除してくれるわけではありません。

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目次

大島てるのサイトに掲載された物件は削除可能!削除方法や手順について

大島てるのサイトに掲載された物件は、サイト運営者に削除依頼することで削除が可能です。

ここでは、

  • 掲載物件の削除依頼方法
  • 削除依頼後の流れ
  • 削除依頼する際の注意点

の3つに分けて解説していきます。

大島てるサイトの該当物件ページから削除依頼できる

大島てるのサイトに事故物件として載せられている物件は、該当の物件ページから削除依頼することができます。

削除依頼の手順としては以下を参考にしてみてください。

  1. 大島てるのサイト上にあるマップから物件を探す
  2. 該当の物件ページを開きコメントを残す

マップから該当の物件を探す際は、左下にある検索窓に住所を入力することで、簡単に探し出すことができます。

削除依頼するコメントの内容に関しては、決まった形式はありませんが、「誤った情報が記載されていること」と「削除を希望していること」の2点を明記してコメントを残しましょう。

また、部分的に誤った内容となっている場合には、「誤っている点」と「正しい情報」についてコメントを残すことで運営側が対応しやすくなります。

 

大島てるのサイトに掲載された物件を削除依頼した後の流れ

大島てるのサイトに掲載された物件の削除依頼を出すと、サイトの運営者が以下のような流れで対応をしてくれます。

  1. 削除依頼を確認次第、一度物件を非公開にする
  2. 物件情報の事実確認を取る
  3. 削除依頼の内容が正しければ該当物件はサイトから削除
  4. 削除依頼の内容が誤っていれば再掲載

上記の一通りの対応が完了するまでに要する時間については、サイト上には明記されていません。

しかし、削除依頼のコメントは毎日数十通届くとのことなので、運営側の確認作業の進捗度合によって対応に長くかかることもあると考えておきましょう。

削除依頼する際の注意点

削除依頼する際の注意点としては、以下の2点を抑えておく必要があります。

  • 自然死や病死でも事故物件として掲載される
  • 掲載内容が正しい場合削除依頼は受け付けてくれない

自然死や病死でも事故物件として掲載される

大島てるの事故物件サイトでは、自然死や病死が起きた場合でも事故物件として掲載されるため注意しましょう。

基本的に、告知義務のある事故物件とは殺人や自殺が起きた物件のみです。

しかし、大島てるのサイトでは告知義務の対象にはならない衰弱死や病死が起きた物件も載せられているため、不動産情報には載せない情報も大島てるに記載される可能性があります。

これらの情報は、一般的に削除依頼をしても削除されることはないため、告知義務の有る無しに関わらず、記載内容の真実性を見て削除依頼を出すようにしましょう。

  

掲載内容が正しい場合削除依頼は受け付けてくれない

大島てるの事故物件サイトに載っている情報が正しい場合、削除依頼を出しても対応してくれないので注意しましょう。

大島てるのサイトポリシーは、「全ての利用者に正しい情報を提供すること」です。

そのため、削除依頼が届いた物件の元の情報が正しいと確認が取れた場合、削除依頼は撤回され、該当の物件は大島てるのサイトに再掲載されます。

保有物件や住んでいる物件が大島てるのサイトに掲載されていると不利益が生じるという理由だけで、根拠もなく物件情報の削除依頼をするのは辞めておきましょう。

大島てるのサイトに掲載されてしまった物件の対処方法3選

保有している物件が大島てるのサイトに掲載されてしまった場合の対処方法にお悩みの方は、

  • フリーレントの物件にする
  • 賃貸以外で告知義務の発生しない運用方法を試す
  • 不動産買い取り業者に売却する

の3つの方法を参考にしてみてください。

フリーレントの物件にする

大島てるのサイトに掲載されてしまった物件の対処方法としてまずおすすめなのが、フリーレントの物件にすることです。

フリーレントとは、ある一定期間の家賃を無料にする賃貸契約のことで、無料期間を過ぎると、通常通り賃貸収入が発生します。

無料期間の長さは、貸手側で設定できますが一番多くみられるのが1カ月間のフリーレントです。

無料期間を長く取っている物件だと3カ月~半年間フリーレントしている物件もあるでしょう。

フリーレントの物件にすることで、借り手側は引っ越しの初期費用の負担を軽減できるため、大島てるのサイトに掲載されてしまった物件でも借り手が付きやすくなるメリットがあります。

また、家賃を下げてしまうといわく付き物件ではないかと疑われてしまうこともありますが、フリーレントではそのような心配もありません。

さらに、家賃を下げて賃貸に出すより、一定期間のフリーレント物件の方が長期的にみると収益を多く得ることもできます。

大島てるのサイトに掲載され、借り手が付きにくくなってしまった物件はフリーレントの賃貸契約を取り入れることも考えてみましょう。

賃貸以外で告知義務の発生しない運用方法を試す

大島てるのサイトに掲載されてしまった物件は、賃貸以外で告知義務が発生しない運用方法を試すのもおすすめです。

告知義務が発生しない運用方法とは、ハウススタジオや民泊、レンタルスペースやコインパーキングなどが該当します。

事故物件を住まいとして利用する場合は、どうしても利用者の心理的瑕疵が働き、物件の価値も下がってしまうのが一般的です。
しかし、物件を住まいとして以外の利用方法に運用することで、利用者の心理的瑕疵は低くなり、賃貸や売却よりも早期に収益をあげることもできるでしょう。

また、ハウススタジオや民泊、レンタルスペースやコインパーキングなどの形態であれば、大島てるのサイト情報を気にせずに利用する人が多数です。

賃貸として貸し出すよりは、収益は低くなってしまう可能性もありますが、事故物件という事実を重荷に感じている場合や少しでも早く収益を上げたい方には、賃貸以外の運用をおすすめします。

物件の立地や広さ、近隣の環境などを考慮して、保有物件の最適な運用方法を探してみてはいかがでしょうか。

不動産買い取り業者に売却する

大島てるのサイトに掲載され、買い手が付きにくくなってしまった物件は、不動産買い取り業者に直接売却する方法もおすすめです。

事故物件として有名になってしまった物件は、解体して更地にしたりリフォーム・リノベーションをして売却をすることで買い手を付きやすくすることも可能ですが、この場合、解体費用やリフォーム費用が高くついてしまいます。

しかし、不動産買取業者に直接売却することでそれらのコストを省くことができ、短期での処分も可能です。

また、事故物件を専門に扱う業者であれば、比較的高い値段で買い取ってもらえることもあります。

さらに、買い手が付きにくい事故物件を持ち続けることで負担が大きくなる固定資産税についても、早く手放すことで負担を小さくすることもできます。

保有物件が大島てるのサイトに掲載され、今後の運用に悩んでいる方は、リフォーム費用や固定資産税などを抑えられる、不動産買い取り業者への売却も検討してみましょう。

大島てるの役割・位置づけ・アクセス数について

ここまで大島てるのサイトに掲載された物件情報の削除方法や運用方法について触れてきましたが、そもそも大島てるというサイトはどのようなサイトでどれくらいの影響力があるものなのでしょうか。

ここでは、大島てるのサイトの役割や位置づけ、アクセス数などについて詳しく解説していきます。

大島てるは有名な事故物件共有サイト

大島てるとは、株式会社大島てるが運営する事故物件共有サイトで、一般客だけでなく不動産取引を行う業者も利用している有名なサイトです。

もともと、株式会社大島てるの代表である大島さんが、祖母の不動産事業を引き継いで始めた事業で、当時情報量が異常に少なかった心理的瑕疵物件の情報提供を目的に運営されています。

このサイトは2005年9月に運営開始され、登録されている事故物件数は国内・海外合わせて5万件以上と言われています。

これらの事故物件の情報の捉え方や扱い方については、利用者にお任せしているとのことで、あくまでも大島てるのサイトは、海外含め全国の事故物件についての情報を提供しているサイトに過ぎないということです。

現在はユーザー投稿型サイトとなっている

サイト開設当時は、会社の従業員で事故物件の情報を収集し、物件情報が掲載されていましたが、2011年からはユーザー投稿型サイトに移行しています。

ユーザー投稿型のサイトになったことで、利用者は自由に物件情報を記載できるようになり、誤った情報が投稿されることも少なくありません。

そのため不動産のオーナーや管理者であれば、大島てるのサイトに保有の物件の誤った情報が掲載されていないか、定期的に確認しておく必要があります。

また、サイトに寄せられる削除依頼は全て運営側で確認されていますが、元の事故情報が正しい場合は半永久的にサイトに掲載されてしまいます。
告知義務を守らずに事故物件だということを隠して売却や賃貸に出した物件が、後々大島てるのサイトがきっかけで事故物件だったとバレてしまうケースも散見されます。

該当の物件が殺人や自殺等告知義務のある物件だった場合は、訴訟を起こされ契約解除や損害賠償を求められるケースもありますので、告知義務は守るよう注意しておきましょう。

大島てるのサイトアクセス数は一日約60~80万ビュー

大島てるのサイトアクセス数は、一日当たり約60~80万ビューもあり、サイトの影響力がどれほど大きいかが分かります。

興味本位でサイトにアクセスする方もいますが、サイトデータを利用して大きな儲けを出している業者もいます。

例えば、あるアパート販売会社は、事故物件を購入して新たなアパートに建て直し、投資家へ売却をするために、大島てるサイトのデータを利用していました。

サイトアクセス数の多さや、業界人が事業に活用していた事例を見ると、大島てるのサイトがどれほど影響力が高く、信頼性も高いかが伺えます。

まとめ

一般人から不動産業者まで閲覧する有名な事故物件サイトの大島てるは、影響力が高く、保有物件が事故物件として掲載されると借り手や買主が付きにくくなってしまいます。

サイトに記載されている物件情報が誤った情報だった場合は、該当の物件ページへ削除依頼のコメントを残すことで、削除が可能です。

事故物件として正しい情報が大島てるのサイトに掲載されてしまった場合は、半永久的にサイトに掲載され続けてしまいます。

大島てるのサイトに掲載されてしまった保有物件は、フリーレントや告知義務の発生しない運用方法に形態を変えることで、早期に収益を得ることも可能です。

ユーザー投稿型サイトとなっている現在は、誤情報が掲載されている可能性もありますので、不動産のオーナーや管理者は定期的に大島てるサイトをチェックしておきましょう。

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